中国は月の裏側の探査を実施する
 
月の表側の探査はアメリカや旧ソ連、そして中国によって行なわれてきましたが、意外なことに月の裏側の本格的な探査はこれまで行なわれた実績はありません。つまり、月の裏側には宇宙人の月面基地がある可能性がまだ残っている…かはともかく、とうとう中国2018年に月の裏側の探査を行うと、国営メディアの新華社が報じました。
 
報道によると、中国の国家国防科技工業局で月面探査を担当するLiu Jizhong氏が「嫦娥4号で2018年に月の裏側の探査を目指す」と宣言しました。また、他の国際的な宇宙開発プログラムとの協力も受け入れるとしています。
 
これまで月の裏側は写真で撮影されたことはありましたが、探査機が降下しての調査が行なわれたことはありませんでした。その理由として「自転と公転の同期」により月が表面が常に地球側を向き、月の裏側に回った探査機と通信ができないことがあげられます。今回の計画では月の裏側の探査機と通信するための「中継衛星」も打ち上げて、問題を解決する予定です。
 
ますます発展する中国の宇宙開発ですが、日本2018年に月面探査機「SLIM」をイプシロンロケットによって打ち上げる予定です。これからますます盛り上がる宇宙開発競争から目が離せませんね!

Image Credit: Ian O’Neill / Discovery News
■China to Send a Mission to Moon’s ‘Dark Side’
http://www.space.com/31637-china-to-send-a-mission-to-moons-dark-side.html
■JAXA、月面探査へ小型機打ち上げ 18年度にも
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG19H7Y_Z10C15A4CR8000/

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