米スペースX社は1月18日、打ち上げ後に船への着地に挑んだものの失敗に終わった「ファルコン9」ロケットの動画を「Instagram」で公開した。

この動画は船の側から撮影されたもので、ロケットが甲板のほぼ真ん中にゆるやかに降り立ち、成功したかのように見えた直後、機体が倒れ、爆発する様子が収められている。

同社のイーロン・マスクCEOによると、4本ある着陸脚のうちの1本のロック機構に問題があり、脚が固定されなかったために倒れた、としている。

このファルコン9は1月18日3時42分(日本時間)、海洋観測衛星「ジェイソン3」を搭載して打ち上げられた。衛星は予定通りの軌道に投入され、打ち上げは成功。それと並行し、ロケットの第1段機体を発射台から南に約300km離れたところに配備された船の上に降ろす試験が行われた。

スペースX社はロケットの低コスト化を狙い、機体を再使用するための開発や試験を数年前から続けている。ロケットの打ち上げ能力と打ち上げる衛星との関係から、発射台の近くまで戻せる場合と、飛行経路の真下に位置する海上の船に降ろす場合がある(着陸・回収できない場合もある)。

このうち、ロケットを発射台近くの陸上に着陸させるのは昨年末に成功。一方、船への回収は、昨年1月と4月にも挑戦したものの、失敗に終わっている。

マスク氏は今回の試験後、「次の機会に向けて楽観的でいる」と語っている。

Image Credit: SpaceX

■SpaceXさんはInstagramを利用しています:「Video of first stage soft touchdown and leg buckling」
https://www.instagram.com/p/BAqp2Vpl8e6/

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