初めて宇宙船内で開花した花
 
無重力状態における科学実験はNASAの重要なミッションの一つ。そして今回、ISS(国際宇宙ステーション)のクルーたちが宇宙初となる花の開花に成功ました!
 
今回花を咲かせたのは「ヒャクニチソウ」というキク科の観賞植物。同植物はかなり環境変化に高いことで知られています。原産地はメキシコで、葉の単細胞の分離が簡単なため実験生物として利用されることも多いそうです。
 
この実験がどうして重要なのかというと、宇宙で植物を育てることができれば食料の自給自足に大きな役目を果たしうるからです。現在NASAは火星への有人探査ミッションを計画していますが、そこでも食料の確保は大きな課題の1つ。しかし有機物を栄養として植物を育てることができれば、食料の再生産という可能性も開けます。
 
なお、ISSではこれまでもレタスなどの植物の栽培が行なわれてきました昨年ISSに滞在していた油井宇宙飛行士はそのレタスを試食し、「うまい」との感想を残しています。今回開花したヒャクニチソウも一応食べられるみたいですが…たぶんこっちは「宇宙に一つだけの花」として、食べられることなくISSクルーの目を楽しませてくれることでしょう。
 
Image Credit: Scott Kelly(Twitter)
■ISS astronaut shows off first flower grown in space
http://www.slashgear.com/iss-astronaut-shows-off-first-flower-grown-in-space-18423433/

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