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1月4日から1月5日にかけて、しぶんぎ座流星群が観察できる
 
本日1月4日の深夜から1月5日未明にかけて、北東の夜空で「しぶんぎ座流星群」が見られます。国立天文台によると、最も多く流星が降る「極大」は1月4日17時頃ですが、観察に適しているのは1月15日未明の2時~3時になるそうです。
 
しぶんぎ座流星群とはうしかい座とりゅう座の中間付近で観察される流星群で、毎年1月1日~5日頃に観察されます。もともとこの場所には「四分儀座(しぶんぎざ)」という星座があったため、この名前がつけられました。なお、現在はこの星座は存在しません。
 
同流星群はペルセウス座流星群、ふたご座流星群とあわせて三大流星群の一つにも数えられており、また北半球でしか観測できない流星群です。母天体は「小惑星 2003 EH1」とも「ヘール・ボップ彗星」とも考えられていますが、詳しくはわかっていません。
 
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観察されたしぶんぎ座流星群 Credit: Jimmy Westlake
 
ウェザーニュースの予報をみると、1月4日夜の天気東京/名古屋/大阪/広島/松山などの太平洋側の都市は晴れとなっており、しぶんぎ座流星群が観測できそうです。また、九州や仙台付近、北海道の太平洋側でも観察のチャンスはあります。
 
しぶんぎ座流星群は極大時には1時間あたり20~40個、多い時には60個もみられますが、今年は観察時間の関係もあり1時間あたり15個程度になりそうです。寒さもピークの今日このごろですが、風邪を引かないように気をつけつつロマンティックな流星群を観察しましょう!
 
Image Credit: 国立天文台NASA
■2016年最初の流星群を観察してみよう!
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2016/01-topics01.html
■しぶんぎ座流星群
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%97%E3%81%B6%E3%82%93%E3%81%8E%E5%BA%A7%E6%B5%81%E6%98%9F%E7%BE%A4
■流星見えるかなマップ
http://weathernews.jp/quadrans/

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