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欧州宇宙機関(ESA)とROSKOSMOS(旧ロシア連邦宇宙庁)が共同で開発した火星探査機「エクソマーズ2016」が2015年12月23日、開発と試験が行われていた欧州から、打ち上げの行われるカザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地に到着した。

これからロケットへの搭載や最終試験などが始まる。打ち上げにはロシアの「プロトンM」ロケットが使われ、打ち上げ日時は2016年3月14日から25日の間に予定されている。

「エクソマーズ2016」は火星の大気を調べる「トレイス・ガス・オービター」と、火星地表への着陸技術を試験する「スキアパレッリ」の2機から構成されている。両者は結合された状態で打ち上げられて火星までの道中を旅し、火星到着の直前に分離され、トレイス・ガス・オービターは火星を回る軌道に、スキアパレッリは火星地表に向けて突入する。

スキアパレッリは火星のメリディアニ平原と呼ばれる地点への着陸を目指す。スキアパレッリはあくまで着陸技術の実証が主目的であり、得られたデータは2018年に予定されている次のミッション「エクソマーズ2018」で打ち上げられる、大型で本格的な探査車(ローヴァー)の着陸装置の開発に活かされることになっている。

Image Credit: ESA

■ESA - Robotic Exploration of Mars: Journey to Baikonur
http://exploration.esa.int/mars/57080-journey-to-baikonur/

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