星の「フォースの覚醒」—ハッブル宇宙望遠鏡が「宇宙のライトセーバー」を撮影

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米航空宇宙局(NASA)は2015年12月18日、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を記念し、「ハッブル宇宙望遠鏡」が撮影した、ライトセーバーのように見える宇宙の画像を公開した。

この画像はオリオン座B分子雲の中で撮影されたもので、新しい恒星が生まれようとしている瞬間を捉えたもの。NASAはスター・ウォーズのオープニングの有名な台詞を引用し「遥か彼方の銀河系ではなく、私たちの住んでいる天の川銀河の中、地球から約1350光年の距離のところで」と解説している。

ライトセーバーの周囲を取り巻いているのは、この周辺の宇宙にある冷たい水素分子などの物質で、原始星は「まるでジャバ・ザ・ハットのように」(NASA談)この周囲の物質を喰らい、過熱された物質は星の回転軸の方向に向かって放出される。そしてその放出されたガスは、周囲のガスや塵などと衝突し、ハービッグ・ハロー天体と呼ばれる領域を形作っている。

ハッブル宇宙望遠鏡はNASAや欧州宇宙機関(ESA)などが開発した宇宙望遠鏡で、1990年の打ち上げ以来、活躍を続けている。現在は後継機となる「ジェイムズ・ウェブ宇宙望遠鏡」の開発が行われている。ジェムズ・ウェブは、今回撮影されたような、若い星状天体の観測も主要な目的のひとつとなっており、今後さらに、こうした天体への理解が進むことが期待されている。

Image Credit: NASA

■Hubble Sees the Force Awakening in a Newborn Star | NASA
http://www.nasa.gov/feature/goddard/hubble-sees-the-force-awakening-in-a-newborn-star

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