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中華人民共和国は2015年12月10日1時46分(日本時間)、通信衛星「中星1C」を搭載した「長征三号乙」ロケットを、西昌衛星発射センターから打ち上げた。

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中国政府や国営メディアは打ち上げ成功と発表。また米軍の宇宙監視ネットワークも、衛星が打ち上げ、軌道に乗っていることを確認している。

中星は中国衛星通信集団有限公司が運用する通信衛星で、データ通信やラジオやテレヴィ放送などを行っている。しかし「中星1」シリーズには「烽火」という別名をもつ、中国人民解放軍も運用する軍民共用の通信衛星であると見られている。2011年には同型機と思われる「中星1A」の打ち上げが行われているが、「中星1B」の打ち上げはまだ確認されていない。

また「神通」という別名をもつ「中星2」シリーズもあり、こちらも軍民共用の通信衛星であるといわれている。2012年には「中星2A」、今年11月にも「中星2C」の打ち上げが行われている。

今回の打ち上げは、長征ロケット・シリーズにとって220機目の打ち上げだった。

Image Credit: 中央政府门户网站

■我国成功发射“中星1C”卫星_图片_中国政府网
http://www.gov.cn/xinwen/2015-12/10/content_5022049.htm

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