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ロシア連邦宇宙庁は11月25日、「プログレスM-29M」補給船による国際宇宙ステーションの軌道上昇(リブースト)に成功したと発表した。

リブーストはモスクワ時間2015年11月25日22時31分(日本時間2015年11月26日4時31分)から行われ、ISSの「ズヴィズダー」モジュールの後方にドッキングしているプログレスM-29Mのスラスターを噴射することで、1.95m/s増速し、軌道は平均3.5km上昇した。

人工衛星は大気との抵抗で徐々に高度を下げており、特に巨大な建造物であるISSはよりその影響が大きくなるため、定期的にISSの後部にドッキングしている補給船のスラスターを噴射して、軌道を持ち上げる必要がある。これを「リブースト」と呼ぶ。

ISSには12月15日に、新しい宇宙飛行士を乗せた「ソユーズTMA-19M」宇宙船が到着する予定となっており、今回の軌道上昇はそれに備えたものであった。

Image Credit: NASA

■ЦУП. ГРУЗОВОЙ КОРАБЛЬ «ПРОГРЕСС М-29М» СКОРРЕКТИРОВАЛ ОРБИТУ МКС
http://www.federalspace.ru/21850/

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