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ロシア航空宇宙軍は2015年11月17日15時34分(日本時間)、早期警戒衛星「ツンドラ」(トゥーンドラ)の1号機を搭載したソユーズ2.1b/フリガートMロケットを、プレセーツク宇宙基地から打ち上げた。

ロケットは順調に飛行し、衛星を所定の軌道に投入して、打ち上げは成功した。ロシアのメディアによると、衛星の状態も正常であることが確認されているという。

ツンドラは「早期警戒衛星」と呼ばれる衛星で、弾道ミサイルの発射を赤外線センサーで検知することを目的にしている。ツンドラは愛称で、Единая космическая система(直訳すると「統合宇宙システム」)の略から「EKS」とも呼ばれている。

衛星は静止軌道と、高い軌道傾斜角を持つ長楕円軌道(いわゆるモルニヤ軌道)に合計10機が投入される計画で、全地球規模で24時間の監視が可能になるとされる。システムの完成は2018年に予定されている。今回打ち上げられた1号機は長楕円軌道に投入された。

なお、ロシアはソ連時代から受け継いだ「オーカ」という早期警戒衛星を運用していたが、コメルサント紙の報道やロシアの核戦略や宇宙戦力に詳しいパーヴェル・ポードヴィク氏の分析によると、2014年秋までにすべて失われている。

Image Credit: Ministry of Defence of the Russian Federation

■ВКС России провели успешный пуск ракеты-носителя «Союз-2» с космодрома Плесецк : Министерство обороны Российской Федерации
http://function.mil.ru/news_page/country/more.htm?id=12065995@egNews