探査機「ドーン」、最後の軌道変更を開始 準惑星ケレスの詳細観測へ

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米航空宇宙局(NASA)/ジェット推進研究所(JPL)は2015年10月26日、準惑星ケレスを周回中の探査機「ドーン」について、ケレスをより詳細に観測するため、より地表に近い高さの軌道に乗り移る運用を開始したと発表した。

軌道変更は10月23日から始まり、現在まで順調に高度を下げているという。ドーンは推力の小さいイオン・エンジンで航行するため、軌道変更の完了までには2か月がかかるという。

ケレスでの軌道変更はこれが4回目で、また最後となることが予定されている。観測は2016年の前半ごろまで行われることになっている。

ドーンはこれまでケレスの地表から約1470kmの高さの軌道をまわっていたが、今回の軌道変更により380kmまで近づく。これにより、ケレスをこれまで以上に詳細に観測することができるようになる。

ケレスの「オッカトル」と名付けられたクレーターには、明るく光る謎の場所が存在することがわかっているが、12月から始まるより詳細な観測により、その謎の解明が期待される。

写真=NASA。

■News | Dawn Heads Toward Final Orbit
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?feature=4751

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA

 

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