NASA、民間の小型ロケットによる超小型衛星打ち上げで3社と契約

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米航空宇宙局(NASA)は2015年10月14日、民間の小型ロケットによって、キューブサットなどの超小型衛星を打ち上げることを目指し、ファイアフライ・スペース・システムズ社、ロケット・ラブUSA社、ヴァージン・ギャラクティック社の3社と契約したと発表した。

この契約は「Venture Class Launch Services」と呼ばれている。これまで超小型衛星は、メインとなる他の衛星と相乗りする形で打ち上げられており、打ち上げ時期や投入される軌道を自由に選ぶことができなかったが、この契約により超小型衛星を打ち上げるための小型ロケットが実用化されれば、それが解消されることになる。

ファイアフライ・スペース・システムズ社が開発するロケットは「アルファ」という名前で、液体酸素とメタンを使う2段式ロケット。また第1段はエアロスパイク・ノズルを採用している。

ロケット・ラブUSA社の本拠地はニュー・ジーランドにあり、液体酸素とケロシンを使う3段式ロケットの「エレクトロン」を開発している。

ヴァージン・ギャラクティック社は、宇宙観光用のサブオービタル機「スペースシップツー」でも知られる会社で、スペースシップツーと同様に空中発射される形式の小型ロケット「ローンチャーワン」を開発している。

この3社の提案するロケットはまだ一度も飛行したことはないが、NASAは2018年4月までに、3回の飛行で数十機の超小型衛星を打ち上げることを見込んでいるという。

■NASA Awards Venture Class Launch Services Contracts | NASA
http://www.nasa.gov/press-release/nasa-awards-venture-class-launch-services-contracts-for-cubesat-satellites

Image Credit: Firefly Space Systems

 

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