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羽田空港で、国内線旅客ターミナルで宇宙と太古を旅するイベント「HANEDA KIDS SUMMER 2018」が8月11、12日に開催されました。

今回は、sorae編集部が参加した8月11日のイベントレポートをお届けします。

HANEDA DINOSAUR PARK

第1旅客ターミナル 6階ギャラクシーホールでは、恐竜の骨格展示や化石採掘体験ができる「HANEDA DINOSAUR PARK」が開催。夏休みを利用した沢山の家族が訪れていました。
入り口付近には、実際大きさの恐竜の足跡型が設置。足跡の形状を見ると恐竜は鳥類の祖先であるという説も何だかうなずけます。

中でも大人気だったのがペーパークラフトの恐竜を制作できるワークショップ
恐竜フィギュアを参考に子供から大人まで夢中になって色を塗っている姿が印象的でした。

実際に色を塗ってみるとペーパークラフトになかなか色がのらないというハプニングも。それでも参加者は大変ながらも楽しんでいる様でした。

また、ワークショップの隣にできた長蛇の列は、わくわく化石採掘コーナー

バケツに入った砂を流れる水に浸して化石を発見するという、簡単かつ貴重な体験ができるというもの。
流しそうめんの様に絶え間なく水が流れる中、砂を洗い落として化石を発見します。

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人気なのは、ひと目見て分かるアンモナイト三葉虫の化石。
もちろんそれらを目当てで参加した編集部の結果は以下の通り。

何だか大きかったので結果オーライです。

 

HANEDA COSMIC PARK

第2旅客ターミナル 5階フライトデッキコーナーでは、JAXA協力の展示コーナーやドーム型のプラネタリウムが設置された「HANEDA COSMIC PARK」が開催。

到着した頃には、JAXA職員によるトークイベントが開催されており、多くの子供達が目をキラキラさせながら宇宙の話を興味深く聞いていました。
トークイベント最後の子供達からの質問では「あかつきは何で、はやぶさ2みたいに地球に戻らないの?」「次の探査機の打ち上げは?」など、意外な質問にJAXA職員も驚きを隠せなかった様子。しかし、それを分かりやすく丁寧に説明できるのは流石ですね。

また「HANEDA COSMIC PARK」にも同様にペーパークラフトのロケットを制作できるワークショップコーナーが沢山の人で賑わっていました。

体験時間は約10〜20分との記載でしたが、ロケットのパーツは多く複雑なことから、色を塗るのを諦めて組み立てたり、キットだけ貰ってそのまま帰る人も。

ワークショップを取り囲むように展示されていたのはロケットの模型や船外活動ユニットなど。子供には少し難しい内容だったのかもしれません。

そんな中でも、一番人気はドーム型のプラネタリウム。
整理券を配布するも、なんと最長で2時間待ちという大盛況ぶりでした。

残念ながらドーム内での撮影は禁止。
内容を簡単に説明すると、半円のドーム内で仰向けなり、視界いっぱいに広がる映像を体験できるというもの。
月周回衛星かぐやによる月から見た地球の映像、360度撮影されたイプシロン3号機の発射シーン、宇宙から見た日本や世界など、迫力のある映像が約15分間放映されました。

また、スタンプラリーとして「HANEDA DINOSAUR PARK」「HANEDA COSMIC WORLD」の両方に訪れた方には、イベント限定商品が当たる企画も用意。
HANEDA COSMIC WORLD」ではJAXAブルースーツリラックマという大人も子供も私も欲しい賞品が!…当選した方、おめでとうございます。

どちらのイベントも会場はあまり広くありませんでしたが、恐竜・宇宙に関してこれから興味を持つ子供、それらを教えたい大人に対して大変満足行く内容だったのではないでしょうか。

 

イベントの帰りには、第1旅客ターミナルにあるトイショップ「童心」に常時展示されているSF映画に大きな影響を及ぼした「ロビー・ザ・ロボット」もしっかり見物してきました。

 

Image: sorae編集部

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