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アリアンスペース社(Arianespace)と欧州宇宙機関(ESA)は2月11日、ギアナ宇宙センターでのヴェガロケットの打ち上げ準備完了審査(LRR)を終え、打ち上げを2月13日に実施すると発表した。

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発表によると、打ち上げリハーサルの後、ロケットと打ち上げ設備の最終チェックが行われ、現在、打ち上げは協定世界時間2月13日10時(日本時間2月13日19時)に設定されているという。
今回はヴェガロケット初の打ち上げで、ペイロードにはイタリアの衛星「LARES」、「ALMASat」、ヨーロッパの大学から集まった7個ものピコサットが搭載されている。

ヴェガロケットの打ち上げは元々2009年末に予定されていたが、開発や試験の遅れで延期が続いていた。

ヴェガロケットは小型衛星をより低コストで打ち上げるために設計されたロケットである。3段式の固体燃料ロケットと上段液体燃料ロケットで構成され、高度700kmの地球低軌道(LEO)への打ち上げ能力は約1500kgである。

 

 

■Watch online: Vega qualification flight
http://www.esa.int/SPECIALS/Vega/SEM8QAWX7YG_0.html

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