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2025年以降はNASAからの予算が打ち切られることになった国際宇宙ステーション(ISS)ですが、まだまだ微小重力下における科学実験の場として大いに活躍しています。そんなISSにて、日本の金井宇宙飛行士が2018年2月16日〜17日に船外活動を行うことが発表されました。
 
第54/55次長期滞在クルーとして2017年12月にISSに渡った、金井宇宙飛行士。ISSでは「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を鑑賞したり、身長が9cm伸びたと思いきや実は2cmだったりと、何かと話題となっています。
 
そして2月16日21時10分〜2月17日3時40分頃までの6時間30分ほどの船外活動では、JAXAによれば「ISSトラス上の移動台車(MBS)の把持機構(POA)として設置していたPOA用LEE(元々LEE-Aだったもの)を地上で修理するために船内へ回収」するとのこと。また、「ESP-2に仮置きしていたLEE(元々LEE-Bだったもの)をPOA用LEEとして設置」するそうです。なお、作業はヴァンデハイ宇宙飛行士と協力して行います。
 
さらに、作業前(2月16日19時〜)にはYouTube(URLはこちら)にて日本語のオリジナル解説番組が放送されます。解説には大西卓哉宇宙飛行士と、JAXA有人宇宙技術部門の尾藤日出夫インクリメントマネージャが参加するなど、豪華な内容に。そして実際の作業はNASAテレビ(URLはこちら)でライブ配信(2月16日19時30分〜)される予定です。
 
Image Credit: JAXA
■国際宇宙ステーション第54/55次長期滞在クルー金井宣茂宇宙飛行士による船外活動の決定について
http://www.jaxa.jp/press/2018/02/20180214_eva_j.html
(文/塚本直樹)

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