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近年ますます盛り上がる「空飛ぶタクシー」市場に、米半導体メーカーのインテルも参入です。電動チルトローターを搭載した空飛ぶタクシーを開発するJoby Aviationは、インテルやトヨタAIベンチャーなどから1億ドル(約110億円)の出資集めることに成功したと発表しました。
 
Joby Aviationが開発をすすめるチルトローター機は、ローターの向きを変えることで垂直離着陸(VTOL)が可能な機体となっています。電動モーターは省電力な推進システムとなっており、狭い場所での離着陸が可能になるなどのメリットも見逃せません。
 
Joby Aviationが開発をすすめる機体は16ローターを装着し、1回の充電で240kmの移動が可能。ヘリコプターよりも高速で、離着陸時には通常の航空機よりも100倍も静かだと謳っています。さらに、同距離ならわずか1/12のエネルギー消費で移動できるというのだから驚きです。
 
今後、Joby Aviationは機体ノイズの低減や飛行距離、速度の向上に取り組むとしています。また出資にあたっては、インテルも「次世代の交通手段は自動運転車か次世代航空機か、どちらにしろデータが重要となる」と、期待を寄せているようです。
 
Image Credit: Joby Aviation
■Intel leads $100 million in new funding for Joby's tilt-rotor flying taxi
https://newatlas.com/joby-aviation-funding/53232/
(文/塚本直樹)

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