国際宇宙ステーション(ISS)での補給任務を終えたスペースX社の「ドラゴン補給船」が2018年1月13日(現地時間)、大気圏へと突入しカリフォルニ沖の太平洋へと着水しました。
 
このドラゴン補給船は、2017年12月15日に「ファルコン9」ロケットで打ち上げられたもの。またこの時の打ち上げはファルコン9もドラゴン補給船もどちらもが再使用品ということで、注目を集めました。
 
打ち上げ時には約2.2トンの荷物を運んだドラゴン補給船ですが、地球への帰還時には約1.9トンのさまざまな実験機器を搭載しました。その中には微重力環境における筋力の減衰実験に用いられた生きたネズミなども含まれています。
 
今回で初めての再使用ロケットによる、ISSへの補給ミッションを完了したドラゴン補給船。今後もスペースXのロケットや補給船の再使用によるコスト削減は続きます。
 
Image Credit: スペースX
■SpaceX Dragon Capsule Returns to Earth After Space Station Delivery
https://www.space.com/39382-spacex-dragon-return-to-earth-crs13.html
(文/塚本直樹)

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