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みなさま、あけましておめでとうございます。まだまだお正月気分の抜けない人も多いと思いますが、今日の1月3日夜〜1月4日未明にかけては3大流星群の1つである「しぶんぎ座流星群」が観測できるんです!
 
今年のしぶんぎ座流星群の観測条件は良好で、1時間に35個程度の流星の観測が期待されています。流星群が極大となるのは1月3日の23時頃。また4日未明まで好条件での観測が行えそうです。2016年の流星群や天文イベントはどうも天気に恵まれなかった印象があるので、今回の流星群はぜひ見逃したくないですね!
 
そしてtenki.jp1月3日の星空指数をみると、本日は釧路から札幌、新潟、仙台、金沢は曇り、そして東京、名古屋、大阪、広島、高知、福岡、鹿児島は晴れで、主に太平洋側で流星群がきれいに見られそうです。また、ウェザーニュースではしぶんぎ座流星群のライブ中継をYouTubeニコニコ生放送で行います。もし天候状況に恵まれない地域でも、これらのライブ中継をぜひご活用ください。
 
なお、流星群の詳細やその名前の由来となった星座は以下をご覧ください。2017年初の主要流星群、うまく見られるかな!?
 
流星群の名前の由来となった「しぶんぎ座(あるいはへきめんしぶんぎ座)」ですが、現在は国際天文学連合(IAU)の設定した88星座には数えられていません。ではどうなったのかというと、りゅう座の一部として含まれているんですね。りゅう座にはα星のトゥバン、β星のラスタバン、そして流星群の輻射点となっているι星(イオタ星)などが含まれます。
 
しぶんぎ座流星群の母天体はマックホルツ第一周期彗星(96P)などが候補に挙げられ、毎年1月1日〜5日頃に極大を迎えます。そして同流星群は「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」とともに三大流星群の1つとされており、活動が活発なときには1時間に60個ほどの流星が観察されます。なお流星電波観測国際プロジェクトのデータによれば、極大時の最大の出現数を指す天頂出現数(ZHR)は120、明るい彗星の割合を示す光度比は2.1、対地速度は41km/sとされています。
 
Image Credit: 国立天文台
■流星電波観測国際プロジェクト
http://www.amro-net.jp/meteor-info/01_quadra_j.htm
■国立天文台
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017//01-topics02.html
■星空指数
http://www.tenki.jp/indexes/starry_sky/
■条件良し!「しぶんぎ座流星群」、太平洋側で観測チャンス
https://jp.weathernews.com/news/15168/

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