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日本では12月10日よりドローンの飛行ルールが施行されましたが、アメリカはドローンの安全利用のために別のアプローチを開始します。同国の連邦航空局(FAA)は2015年12月14日、ドローン利用者のための登録制度の詳細と仮登録のWebページを公開しました。正式な登録は12月21日より始まります。
 
今回利用者登録の対象となるのは、重量が0.55ポンド(約250g)~55ポンド(約25kg)までのドローン。また、重量には搭載物やカメラも含みます。超小型ドローンや軽量ドローンを除き、多くのドローンが該当することでしょう。登録は1月20日までは無料ですが、それ以降は5ドルが必要です。
 
さらに、無登録でドローンを飛ばした場合には2万7500ドル(約330万円)の罰金が課せられます。さらに、ドローン利用が犯罪に絡んだ場合には25万ドル(約3,000万円)の罰金もありえます。もしアメリカでドローンを利用するのでしたら、かならず登録するようにしましょう。
 
ただ幸運な事に、登録方法はシンプルです。Web上のフォームに名前や住所、メールアドレスを登録するだけ。また、13歳未満の子供は登録することができません。登録が終わると登録者にはIDが付与され、そのIDをドローンに表示する義務があります。ただし、このIDは人に対して割り振られるので、ドローンごとに違うIDを登録する必要はありません。

今回の登録制度はアメリカのもので、日本にこのような登録制度が導入されるかどうかは不明です。ただもし導入されるとしても、なるべく簡素でドローン利用を強く阻害しないものであってほしいですね。
 
Image Credit: The Next Web
■US drone pilots must register to fly by February 19 or face fines
http://thenextweb.com/gadgets/2015/12/14/us-drone-pilots-must-register-to-fly-by-february-19-or-face-fines/

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